エジプト・イスマイリアで「少しゆっくりした時間を過ごしたい」と思ったときにおすすめなのが、メルキュール イスマイリア フォルサン アイランドのカフェレストランです。
ナイル川とはまた違う、穏やかな湖の景色を眺めながら、静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。観光地のような賑やかさはありませんが、その分ゆったりとした空気が流れていて、日常を少し離れたいときにぴったりの場所です。
今回は実際に訪れて感じた雰囲気や料理、過ごし方について詳しく紹介します。
スエズ運河のほとり、イスマイリアのメルキュールへ
ティムサーナ湖沿いには大型ホテルが3軒並んでいます。一番右側に位置するホテルがメルキュールです。
ご存知の通り、メルキュール(Mercure)は、フランスに本拠を置く世界最大級のホテルチェーン「アコーホテルズ(Accor)」グループのブランドです。
エジプトにいながらフランス系のホスピタリティを感じられるのが、メルキュールの面白いところです。
世界展開しているブランドだからこそ、トイレの清潔感やスタッフの距離感がちょうど良くて安心できます。
ホテルの目の前に広がっているのはティムサーハ湖。
実はここ、スエズ運河の一部なんです。だから、のんびり食事をしていると、巨大なコンテナ船が目の前をゆっくりと通り過ぎていく不思議な光景が見られます。
ティムサーハ湖を大きなコンテナ船が通るのは午前中のみです。特に11時から13時頃がコンテナ船がどんどん通るのでおすすめです。アジア方面に向かうコンテナ船が見えます。
午後は小さな小舟が漁をしている様子が見られます。
メルキュール・イスマイリアのレストランの魅力
運河を一望!開放感あふれるロケーション
今回お邪魔したのは、1階のカフェレストランLa Terrasse Caféです。
ホテルのエントランスを抜けて、プールを通り過ぎて階段を降りると目の前にテラス席が見えてきます。右側にガラス張りの室内席があります。どちらに座ってもOKです。お店の人の案内を待ったりせずに、空いている席に座って、手を挙げて合図するとメニューを持ってきてくれます。

落ち着いたインテリアと洗練された雰囲気
室内の方が清潔感があります。
テラス席もレストランのスタッフが細かく落ちているゴミを掃除してくれるのですが、ガラスのテーブルの上などは少し拭き足りていない感じは否めません。
室内でもテラス席でも席と席の間隔は広くゆったりしています。
ホテルのスタッフもレストランのスタッフも落ち着いていて、感じがいいので安心して過ごせます。距離感が丁度いい感じがします。
メルキュールは大音量で音楽を流していないところも気に入っています。
近くにモスクがない貴重なエリアでもあります。

メニューと支払いシステム
フランス系?イタリアン?エジプト?不思議なメニュー構成
食事メニューは、サンドイッチ、ピザ、パスタがメインです。
フランス系のメルキュールだから、おしゃれなガレットやキッシュがあるかな?と思いきや、メニューを開くとそこには親しみのあるピザやパスタの文字が。
さらに驚いたのは、サンドイッチの具材にエジプトの定番肉料理『コフタ』がラインナップされていたこと!フランス×イタリア×エジプトの不思議な共演に、思わずクスッとしてしまいました。
ケーキ類は室内席入り口のショーケースに入っているので、実際に見て選ぶこともできます。

イスマイリアでは貴重!アルコール提供もあり
私はお酒を飲みませんが、驚いたのはメニューにビールがあったこと!
イスマイリアの街中ではアルコールを提供しているお店を見つけるのはなかなか大変ですが、そこはさすが外資系ホテル。スエズ運河を眺めながら一杯楽しみたい旅行者の方には、かなり貴重なスポットかもしれません。


気になるお会計 ミニマムチャージ制とは?
ここのレストランで少しユニークなのがお会計の仕組みです。
入店すると「ミニマムチャージ(最低消費額)」が設定されており、1人あたり250EGP(プラス税20EGP)となっています。
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、システムはシンプル!
- 注文した合計額が250EGP以下の時: 食事をしても、しなくても、お会計は一律で「250EGP+税」になります。
- 注文した合計額が250EGPを超えた時: 食べた分だけ(実費)がそのまま計算されます。
つまり、「最低でも270EGP分は何か注文してね、その代わり場所代などは特にかからないよ」というシステムです。
例えば、150EGPのサンドイッチと50EGPのドリンクを頼んだ場合、合計200EGPですが、お会計はミニマムチャージの250EGP(+税)になります。逆に豪華にパスタとデザートの後コーヒとシーシャを頼んで400EGPになったら、そのまま400EGP(+税)を払えばOKです。
メニューの価格は税抜き表示なので、最後にプラス20EGP(+サービス料など)がかかることを予算に入れておくと安心です。
イスマイリアの街中のカフェに比べると少し高めに感じるかもしれませんが、ホテルの安心感と、お酒(ビール)も選べるラインナップ、そして何よりティムサーハ湖の絶景を独り占めできる「場所代」込みと考えれば、かなり納得感のある価格設定でした。


実食レポート
今回は夫と姪と姪の子供と一緒に行き、ピザを頼みました。
ボリュームたっぷりで、4人では食べきれないほどです。他に日にサンドイッチを頼んだ時にも大きなサンドイッチにたっぷりの揚げたてポテトが付いてきて、全体的に量は多めです。
焼きたてのピザは溶けたチーズが流れそうなほどのっていて美味しかったです。運河を渡る風の音が食事の楽しさをより盛り上げてくれます。

イスマイリア観光で立ち寄る際のアドバイス
おすすめの時間帯
スエズ運河を大きなコンテナ船が進んでいく、迫力ある光景を見たい時には午前中の利用がおすすめです。
夕方からはのんびりシーシャを吸ってティムサーハ湖を見ているとサンセットが綺麗に見えて、おしゃれな照明がつくのもロマンチックです。利用時間の制限はないので何時間でもボーと水面を眺めて過ごすこともできます。
何回か行きましたが、席の数も多いので、混雑して座れないということはないと思います。エジプト人は夜型なので、日中より夜の方が人が多いです。

子連れやグループでの利用はしやすい?
メルキュールのカフェレストランは、デートや女性グループなども利用しており、静かな雰囲気です。若い子たちが騒ぎに来ないので、客層は落ち着いています。
エジプトは、もともと日本よりも子供に優しい雰囲気がありますが、テラス席は湖沿いを散歩したり芝生を走っても大丈夫な広さがあるので、より安心して子連れでも利用できると思います。
ホテルにはプールもありますし、水辺ではあるので目を離さないことは前提ですが、少なくとも子供が店の外に出て車に轢かれそうになる心配はありません。
お行儀のいいカラス
毎回不思議に思っているのですが、メルキュールのテラス席で日中食事をするとカラスが周りに寄ってきます。でも席の周りにいるだけでテーブルの上の食事をかっさらったりはしません。野生のはずなのに躾けられているみたいな態度でいます。
テーブルから落としてしまった食べ物を夫がカラスに投げたら、投げられたものだけ食べていました。
襲ってきたり攻撃されることはないので安心してください。
日本のカラスよりも体が小さいのも怖くない原因かもしれません。
まとめ:イスマイリアで贅沢なのんびりタイムを
メルキュールホテルのスタッフはいつ行っても全員感じがいいです。
敷地に入る門を開けてくれる人や駐車場の案内の人、ホテル建物入り口のスタッフも全員挨拶してくれます。ホテルの建物に入る時にはX線検査で荷物チェックがあり、グループ内で一人でいいのですがIDやパスポートで身分確認もあり安心できます。
私にとっては、イスマイリアの中でも特にリラックスできる場所です。
メルキュールの隣のトリップホテルにも同じようなテラス席のカフェレストランがあります。トリップの方が新しくてイベントが多いので、賑やかな印象です。以前行った時に夕方から夜にかけて、大音量で音楽(アムル ディアブとかです)を流していてエジプトらしい雰囲気でした。
メルキュールの方が落ち着いて静かな環境で過ごせると思います。
観光で訪れる人だけでなく、在住者のちょっとした気分転換にもおすすめです。
※2026年3月時点の情報です。


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