夫は食に保守的で好き嫌い・食わずぎらいも多く、食べないものがたくさんあります。
しかもそれを高過ぎる自己肯定感で「こだわりのある大人の男の暮らし」ぐらいにポジティブに捉えていて、改善の余地はありません。
文化の違いを感じます。
出会って10年。何なら食べるのかいまだにわからないので、買ってきたり作って食べたものを確認してはメモしています。
最近では、おはぎを食べてくれました!
ほほぅ、おはぎ食べれるんだ。あんこの正体は教えてないです。豆を甘くしていると知ったら気持ち悪いとか言い出しそうなので。
そして私は、栗が好きなので毎年この時期になると栗スイーツの食べ比べをしたりするわけですが、一応うちのエジプト人夫の分も栗きんとんや栗入りどら焼き、栗風味の生チョコなどを買って、一緒に食べようと声をかけています。
でも聞いたら、エジプトでは気候が合わなくて栗の木が生育できないみたいで、夫は栗自体を知らなかったんです。エジプトには栗がない。
だから私が、この時期になると毎年栗、クリ言ってるのも何を言ってるのかわからないし、栗スイーツを出した時の夫はふーんっという感じで反応があまりなくて、しかも半分だけ食べたりあんまり食べない。チェッ!こんなに美味しいのに。しかも栗スイーツって手間がかかる分、少しお高いのにこの反応の薄さよ。ってずっと思っていました。栗を知らなかったからかぁ。
食べないと私に、なんで?なんで?おいしいよ?冷蔵庫に入れておくね!言われるので良くわからないものでも少しは食べているんでしょうね。
私は、知らないうちに夫に圧をかけていたみたいだし、夫もあんなにこだわりが強いのに、一応食べてくれていたんだな。ちょっと反省です。
夫の食事を作っていて日々思うのは、幼少時の食育の大切さと栄養のバランスが大切という知識、実際に栄養バランスの取れた食事を作る知識と技術の大切さ、栄養学の基礎を義務教育で学んでいるかどうかというのはその人の人生に大きく関わるんだということです。
夫のお母さんが適当で放置していたわけでは決してなくて、日本でいう食育という発想自体がエジプトにはないんじゃないかなと疑っています。(お母さんは料理がとても上手だったそうです!)
バランスよく食べるという発想が夫にはないんですよね。
その意識があればあんなに変なこだわりも少しは緩和されるんじゃないかな。食べ合わせとかと調理方法の指定とか、やめてほしい。
タンパク質は肉と豆くらいはわかるみたいですが、炭水化物と脂質は食事を見てもどれがどれだかわからないみたいです。
エジプトの伝統的な食事って野菜は安いので使いますが、バランス的には炭水化物が多く、塩分と脂質も多いです。ほぼ全部の料理に油を使います。
あとは、繊細な味覚の感覚は小さい時からの訓練で培われるものなんじゃないかということ。
塩とクミンとトマトでしっかり味付けされたものばかりで素材の味をたのしむということを夫はしないし、できないみたいなんです。
甘くない飲み物もほとんど飲みません。アラブスイーツは劇甘ばかり。
夫だけをみてエジプト人がみんなこうなんだと思ってはいけないんですけど、でも受けた教育に起因するなら、夫だけでなくエジプト人の傾向としてはあるんじゃないかとも思います。
エジプト人って肥満も多いし、エジプトでは歴史的に肥満は豊かさや幸せの象徴とされることがあり、特に女性は「ふくよかな体型が美しい」とされる場面があったり運動習慣がない人も多いみたいです。
エジプト料理、私も好きですけどね。でも、エジプトに行ってもしっかり自炊しよう。自炊できてよかった。


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