古代の味がそのまま!エジプト人の食文化って意外と保守的?

ソーセージの妖精

ごきげんよう!

夫は約20年日本在住ですが、やっぱり和食よりエジプト料理が好きです。

夫のためにエジプト料理を作る日々ですが、日々思うことがあります。

なんで、食材に対してレシピが固定されてるの?

モロヘイヤはスープでしか食べないなんて。。。それ以外は変な食べ物と見なされる。モロヘイヤのおひたしも天ぷらも和物も美味しいのに。

日本人は外国から入ってきたものでも割となんでも取り込んで、自分たちの好みに合うように創意工夫して、独自のものに作り替えたり、色々なバリエーションを考えたり常に改善できないか考える習性があると私は思っているので、モロヘイヤはスープ一択!なエジプト人は食べ物に対して随分保守的だなと感じます。

ソーセージの妖精

夫曰く、ファラオの時代から食べられている食べ方で食べるのがベストなのだそうです。ファ、ファラオ?

1. はじめに

エジプトの食文化は、古代エジプト時代から続く伝統的なレシピや食材の使い方が色濃く残ることで知られています。現代でもその保守的な食文化は健在で、家庭ごとに守られる味や調理法があります。

この記事では、なぜエジプト人の食文化が保守的なのか、古代から続く伝統が現代の家庭料理にどのくらい引き継がれているのか、さらに家庭料理と外食の関係や食べ方のこだわりまで含めてご紹介します。

2. エジプト人の食文化が保守的な理由

  1. 歴史的・文化的な継承
    • ナイル川流域の農業や家庭料理は古代から受け継がれ、家族の味を守ることが文化的価値とされています。
    • モロヘイヤやレンズ豆など、古代から食べられてきた食材は、調理法もほぼ固定されています。
  2. 宗教・風習の影響
    • イスラム文化の食習慣や断食・祭事の影響で、食材や調理法に一定の制約があります。
    • そのため、古くからの伝統レシピが長く守られてきました。
  3. 調理の簡便性・保存性
    • 暑い気候で長期間保存が可能な食材や調理法が重視されます。
    • 塩漬けや乾燥、煮込みや焼きといったシンプルな調理法が多いのも特徴です。

3. 古代から続く代表的な食材と料理

3.1 モロヘイヤスープ

  • 概要:モロヘイヤの葉を刻み、スープにする料理。
  • 歴史:古代エジプトの王族も食べていたとされ、栄養価の高さが特徴。
  • 現代:家庭で定番のスープとして、鶏や牛のスープストックで煮込まれる。

3.2 レンズ豆スープ(ショルバ・アッツ)

  • 豆類は古代からの重要なたんぱく源。
  • 現代でも家庭でよく食べられ、軽食や断食期の料理としても親しまれます。

3.3 フィシーハ(ボラの塩漬け)

  • 保存食として古代から作られた塩漬け魚。
  • 強い匂いが特徴で、好き嫌いが分かれる食材
  • 現代では炒め物や煮込みに使うこともあります。

3.4 レンガ(燻製ニシン)

  • 保存食の燻製魚で、匂いはフィシーハよりもマイルド。
  • 地域や家庭によって食べ方が異なります。

3.5 パン類(アエーシ・シャムス)

  • 太陽の形を象った伝統的な平焼きパン。
  • 古代から食べられており、朝食や軽食として現代でも食べられています。

4. 現代の家庭料理に引き継がれる古代の味

  • 現代の家庭料理には、古代エジプトの食文化がかなりの割合で残っています。
  • モロヘイヤスープやレンズ豆スープはほぼ古代の調理法そのまま。
  • フィシーハやレンガも調理法や味付けが伝統通りです。
  • 古代の知恵と工夫が、今も日常の食卓に息づいています。

5. 家庭料理と外食の関係

5.1 エジプトでは家庭料理と外食の差が小さい

  • 日本では外食と家庭料理に差があります。寿司や天ぷらのように、職人の技が必要な料理は家庭では作れないことが多いです。
  • エジプトでは、日常の料理(モロヘイヤスープ、レンズ豆スープ、コシャリなど)は、家庭でも外食でもほとんど同じ味・調理法。
  • 外食は「家庭の味を手軽に楽しむ場所」として機能しており、特別な技術は不要です。

5.2 例外:特別な料理は外食向け

  • 羊の丸焼きや大きな肉料理、周辺国由来のスイーツ・料理(クナーファ、コシャリの豪華バリエーションなど)は、家庭で作ることが少なく、外食で楽しむことが多いです。
  • こうした料理は、家庭では作りにくい量や手間がかかるため、外食向けになります。

6. 食べ方・食べ合わせのこだわり

  • 古代エジプトでは、食材や料理の組み合わせにこだわる文化がありました。
    • 炭水化物(パンやコシャリ)+副菜(豆やスープ)の組み合わせ
    • ハーブや香辛料で味や香りを調和
    • スープやソースで食材同士をつなぐ
    • フィシーハには生のねぎを必ず合わせる
  • 現代でもこのこだわりは家庭で守られています。
    • モロヘイヤスープは必ずご飯やパンと一緒に食べる
    • レンズ豆スープも炭水化物と組み合わせて満足感と栄養バランスを確保
  • 外食でも同じ組み合わせが提供されるため、古代の食文化の延長線上にある味をそのまま体験できるのです。
  • 祭事や特別な食事でも、必ず副菜やハーブと組み合わせるなど、古代からの哲学が受け継がれています。

7. まとめ

  • エジプトの食文化の保守性は、歴史・宗教・保存性・家庭の味・食べ合わせのこだわりなど複数の要因によって生まれています。
  • モロヘイヤスープやフィシーハ、アエーシ・シャムスなど、古代から続く料理は現代の家庭料理にしっかり受け継がれています。
  • 外食でも家庭料理の味や食べ合わせが再現され、特別な料理のみ外食向けになるという特徴があります。
  • 古代の知恵と現代の生活が交わるエジプトの食卓は、文化や歴史を知るうえでとても興味深い体験です。

古代から食べられているレシピは、複雑ではないからこそずっと作られ続けてきたのだと思います。和食の方がよっぽど手順も多く難しいです。

ぜひ、古代エジプトに想いを寄せながらエジプト料理を作ってみてください!

人気ブログランキング

人気ブログランキングでフォロー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次