ガイドブックには載っていないエジプト生活の裏側|小さな驚きの連続!日本と違う日常の当たり前【買い物編】

エジプトに引っ越しして、やってみてわかった買い物の仕方の違い。

スーパーマーケットなら日本と同じなのかと思っていたら、なんか違う。プライスもないしお祈りの時間だからって買い物の途中でお店から追い出されたり・・・。

路上の野菜売りのおばちゃんは、私の知らないアラビア語&ついていけないスピードでずっと話かけてきて、話が終わらないし、こっちのパン屋はキロで買うとか、みかんやイチゴはキロだけど、ハッス(レタス)はキロじゃないとか。一つ一つ覚えていく毎日です。

引越しして3ヶ月で気がついたことや思ったことをまとめました。

目次

買い物編

エジプトのスーパーは「記憶力」が勝負?

驚きなのですが、スーパーでもプライスカードがないお店が多いです。でも大きいお店だと、お店の中にバーコードスキャナーとモニターが設置されていて会計前に自分で金額が確認ができます。

会計前の金額確認はまとめて計算ではなくて、商品をスキャンするごとに金額が出るので、一つ一つ覚えて自分で計算します。暗算も試されます。

プライスがないから、例えば数種類棚に並んでいる薄力粉を比較したい時には、いくつか手に持ってバーコードスキャナーまで行って確認して、どれがどの金額か記憶しないといけなくて記憶力も試される感じがします。

前回買った時のプライスを覚えて、だいたいで計算して会計に持っていったら、思ってたより高くて値上げに気が付くことがあります。イラン戦争で影響を受けて今後増えそうです。

プライスがあるお店も並んでいる商品とプライスが合ってないことがあるので要注意です。

ちなみに、プライスの商品名は商品名が長いと途中までしか商品名が書かれていないことがあります。

これはお店の商品の登録データをそのまま抽出して貼り付けて、プライスカードを作成していて、商品名が文字数の関係で切れて書かれていないパターンです。

メーカー名と中途半端に書かれた商品名ではGoogle翻訳では解読できません。商品名が中途半端かつ並んでいる商品と一致していないと詰みです。

ハワーゲブ・ネコ

もう!ちょっと・・・雑じゃない?

プライスがあるお店は逆に客用のプライスのスキャナーとモニターはありません。プライスがおかしくてわからない時にはお店の人に聞けば、レジまで行ってスキャンして教えてくれますが、買うかどうか迷ってるものはそこまでしてもらうのも気が引けるんですよね。

スーパーでのお買い物は、疲れるのですが暗算と記憶力の脳トレだと思って楽しんでいます!

金額はやっぱりスーパーがわかりやすい

良いか悪いかは別にして、日本だとやろうと思えば終始無言でお会計を済ますこともできますが、エジプトでは無言は難しいです。

スークや路上のおばちゃんはおしゃべりがもれなくついてきます。こちらがアラビア語についていけてなそう、理解できていなそうだと思うともっとしゃべります。私がわかりそうな単語を探しているような、いないような。そのおしゃべりの中で金額を言われたような、言われていないような。

大きなスーパーでも、「あー外国人だぁ」と思って?ジーと見つめられるだけでスキャン後も金額を言ってもらえなかったり、ペアでレジと袋詰めをしている女の子達だとおしゃべりに夢中でスキャン終了後もこちらから「ビカーム?」と言わないと金額を言わなかったりするのを経験しました。まぁ、だるそうにはしてるけど悪気はなさそう。

レジの女の子たちはエジプト人の夫にも同じ態度なので、誰にでもやっているみたいです。

でも、スーパーなら金額が聞き取れなくても、レジに打たれた表示金額を見て買い物できます。最初の頃はレジ画面の表示金額を見て乗り切りました。

ハワーゲブ・ネコ

お金を出すのに手間取っていると次の人の商品を打たれ始めて、表示金額は消えちゃうよ!

お釣りはきちんと返すのではなくて、1EGPや2EGPなら小さいミント味のタブレットやガムで渡されます。

大きいスーパーはレシートも大体もらえます。小さいマーケットはレシートはないです。レシートがもらえるようなお店は打ち間違いや返品も伝えればすぐに対応してくれます。

一度、夫が二重に打たれていた商品があった時にレシートを持ってスーパーに伝えに行ったら、すぐにその場で返金してくれて、今後またあれば責任者が返金しに伺うので、電話して欲しいと言われました。

これはお釣りの代わりにもらうガムの写真です。

うちはスースーするタブレット菓子が溜まっていきます。

スーパーでお釣りの代わりにもらう小さいお菓子

買い物時のビニール袋は無料です。お店の人が袋詰めもしてくれます。食品、日用品、冷凍品などに分けて袋詰めしてくれるので、ビニール袋がどんどん貯まります。

意外とアラビア語の他に外国語が併記されている商品が多い

これは、意外だったのですが、スーパーで買い物すると表のパッケージデザインや裏貼りにはアラビア語と英語や他の言語が併記されていることが多いです。日本からの輸入品は見かけないので日本語はないのですが、英語があるとなんとなくわかりやすい気分になります。

輸入品はもちろん、輸出品でも輸出用・国内用でデザインを変えていないのかもしれません。

これには大変助かっています。

わかりにくのですが、お米にも表に「ALDOHA EGYPTIAN WHITE RICE」 と書かれています。

ALDOHAはメーカー名です。エジプトの食品ブランドで、米・豆・パスタなどを扱ってる有名ブランドだそうです。

その上のアラビア語は、右から順番に「أرز =ア ロッズ (米)・مصري=マスリー(エジプトの)・أبيض=abyad(白い)です。エジプト産の白米(精米済み)の意味です。

路上の「おばちゃん」から野菜を買う時の注意点

道端に座っているおばちゃんから野菜をまとめて複数買うと高確率で計算を間違えられます。多分わざとではないので1、2種類くらいまでが安心ぽいです。

私はレタス2個とビーツ500g、ハーブの束1束、ミント3束をまとめて買ったら、一生懸命計算してたのですが、計算間違えて30EGP多く言われました。指摘したら「あ!そうかー」みたいな感じで明るく納得してくれたのですが、暗算のみなのでそういうこともあるみたいです。

何人かそういうことがあったので、計算が大変にならないように1、2種類だけ買うことにしました。

因みに、日本では路上で何かを販売している人自体見かけないのと、もしいたとても、あやしいし、無許可営業かなと警戒しますが、エジプトでは路上のあばちゃんから野菜を買うことは普通のことです。結構みんな優しいです。

輸入品は高い!

日本でもオリーブオイルはものすごく値上がりしましたが、エジプトは日本より高くなっていました。

スペイン産のオリーブオイルが250mlで791円だったのは本当に高いなと感じました。

食べ物に関わらず、輸入品は高いです。

肉や魚など動物性タンパク質は日本より少し安いくらいの値段で、他の食品と比べると高価だと感じました。

下の表は、オリーブオイルだけ輸入品で、そのほかはエジプト製の食べ物の金額の比較です。(2026年3月)

オリーブオイル270ml260EGP791円
サラダ油700ml62EGP188円
牛肉1kg400EGP1214円
羊肉1kg400EGP1214円
お米1kg38EGP114円
薄力粉1kg28.5EGP86円
米粉1kg50EGP151円
トマト1kg15EGP45円
みかん1kg30EGP90円
ひよこ豆500g50EGP151円

言葉の壁とプレッシャー!

やっぱりアラビア語しか通じないお買い物、注文は大変です。私、咄嗟にアラビア語が出てこないのです。まだ。

周りのスピードに押されるフール屋、英語が通じないカフェ、アラビア語必須の肉の部位指定。私が会話についていけてないとわかっていても相手もアラビア語しか話せないのでこちらが頑張るしかないです。

何回か買いに行ってフールのサンドイッチにも色々な種類があることがわかりました。

でも、メニューをゆっくり見れれば解読できるのに、周りのひとのスピードに合わせないといけないというプレッシャーでいつも同じものしか頼まないし、頼めてないです。今のところ。

エジプトではまだ実際にヒヨッコで、ヒヨッコとして振る舞っても怒られないような気はしますが、迷惑をかけているかもと思うと、シンプルなフールとターメイヤのサンドイッチの注文だけで無難にやり過ごしてしまっています。いつも同じものしか頼まないので、そろそろ注文しなくて同じものを用意してくれそう。

スークや路上で買う時以外の買い物でもアラビア語は必要です。ペラペラでなくてもいいので、挨拶と数字は覚えて、〇〇が△個欲しいとかは単語を並べるだけで通じるので少し覚えたほうがいいです。

イスマイリアのスーパーやカフェでは、英語は通じないところが多いです。たまに従業員の中に一人だけ英語が話せる人がいるところもあるという感じです。ローカルエリアではアラビア語オンリーだと思った方がいいと思います。

あと、メニューに英語表記のあるカフェに行って、英語の商品名で注文しても通じなかったです。英語の商品名が通じない時には、横に並んでるアラビア語を指差しても注文できるので、なんとかなるのですが、メニューの英語の単語やスペル間違いも誰も気づいてないみたいでした。外国人の少ないイスマイリアでは、実質デザインとして書いてあるだけなのかも。

アラビア語の数字は表にして携帯ケースに挟んですぐに確認できるようにしておくといいですよ。アラビア数字とは別です。紛らわしいですよね。形も紛らわしいのがあるんですよ。あれ。

お肉屋さんで新鮮な牛肉や羊肉は何キロかだけでなく、部位も指定できるのですが、アラビア語が必須です。お肉屋さんは向こうから質問とか確認が多いので、私の中ではお肉屋さんが一番難易度が高いです。

ハワーゲブ・ネコ

ベジタリアンになろうかと思うほどお肉屋さんは苦手です。。新鮮なんだけど、血抜き作業も苦手。

イスラムのお祈りの時間に合わせて客を追い出すスーパー

多くはなさそうですが、イスラムのお祈りの時間にお店から追い出されるスーパーがあります。どこにも表示されていないので、追い出されて初めてわかります。ここは追い出す方かぁって感じです。

初めてお祈りの時間だと言われた時には意味がわからなくて、とりあえず「アイワ(了承の意味)」と返事だけして商品を見てたら、英語がわかる人を連れてきて5分で戻るから外に出ててと言われました。全然5分で戻ってきませんでした。

商品棚を動かして、簡単に入り口を塞いでお店の人が一人もいなくなります。

追い出された時には従業員は近くのモスクに行っちゃうけど、ムスリマのお客さんも外で一緒に戻ってくるまで商品を手に持って待っていたりします。お祈りするかは自由。

商品を持ったまま追い出されているので、お店から離れられないです。

従業員が戻ってきた後は、レジが混みます。でもそういう時はおしゃべりしながらのんびりレジを打つ女子達ではなくて、レジ操作の早い人がレジに来ます。ちょっと混んでいると微妙に順番を守らない人もいるので、横入りしてきそうな人が近づいてきたら、一歩前に進んでスペースを詰めます。

いろいろな食品・食材を買える場所

食品を買うところは、大きく分けるとスーパーマーケット、スーク(市場)、路面のおばちゃん、台車のおじちゃん、小さいマーケットがあります。

スーパーは、大きな買い物の流れは日本と同じです。

スーク(市場)は生鮮食品です。場所にもよりますが野菜、ハーブ、果物、お肉やお魚なんでも新鮮です。路面のおばちゃん、台車のおじちゃんは野菜やハーブだったり、果物、手作りのチーズや蜂蜜などを売っています。

そのほかに小さいマーケットが街のあちこちにあります。

マーケットにも種類があって、生鮮食品以外の食品・日用品のマーケットとタバコとお菓子やジュースの小さいマーケットがあります。

生鮮食品以外の食品、日用品のマーケットは、お菓子、ジュース、アエーシ、小分けにされたいろいろな種類のトルシー(エジプト版のピクルス)、インスタントコーヒー、砂糖やお茶、洗濯洗剤などがぎっしり積んであって、冷蔵庫の中に数種類のチーズ、冷凍庫の中ではアイスも売っています。

小さいマーケットは、毎日食べる、毎日使う日用品が、ちょうどいい量で販売されています。

小さいマーケットは砂糖は1種類、洗剤も1種類だけしか置いていないので、砂糖だけ足りないとか、ちょっと足りない時にちょこちょこ買いに行く感じです。

スーパーだとトルシーが大きな瓶詰めで売られているけど、小さいマーケットだと2〜3回分に小分けされたトルシーが買えるので、少量だけ欲しい時にも便利です。

ただし、小さいマーケットだと、レシートはもらえなくて、おじさんに口頭で金額を言われるので聞き取る必要があります。

そのほかの食品を買うところは、専門店があります。パン屋さん、肉屋さん、魚屋さん、八百屋さん、アラブスイーツのお店などです。

まとめ

言葉や習慣の壁はありますが、日本で見たことのない商品を見るだけでも楽しいです。特にエジプトはチーズの種類が多いのが嬉しいです。

見た目同じでも、塩味の濃いチーズや塩味の少ないチーズがあったり、ジャムが乗ったチーズやバステルマやオリーブが混ぜ込まれたチーズなど味も色々で、小分けになっていたり、量り売りだったり、手作りだったりします。同じ種類でもメーカーや作ったおばちゃんによって少しづつ違うので、色々挑戦しています。

日本だと温室で育てて一年中買える野菜や果物も多いですが、エジプトでは野菜や果物は季節に合わせて変わります。そういう変化も楽しみながらお買い物しています。

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